暫定税率


どこのガソリンスタンドも価格表示してねーって、あれ法律的にいいのかね?

ま、将来的にはリッター200円くらいでもしょうがねんじゃね?

経済理論的には高ければ技術革新が進むのだろうし、「高くなるのはしょうがないが、暫定税率を復活という形ではなく、
地球温暖化対策のための税金としてかけなおすべきだ」

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/126/index2.html

などというお話もありますが。


ま、このもっともめいた提案は、しかし意味ないよ。

だって少なくとも日本政府がやらかす温暖化対策なんて知れてるに決まってんじゃン。
環境対策って、最近よくやられてるように見えるが、その実、うさんくさいものが多い。

たとえば河川改変するかわりに、石のブロックを積むことで魚の生息場所を確保とか。
で、そのに確かに魚が棲むようになったでしょってデータもってくんだけどさ。

あんなもの、他に棲める場所がなくなってしょうがなくそこにいるだけじゃんと。
そんな一時的で限られたスペースじゃ、きっと何か環境負荷がかかれば一発で死滅
の可能性大だ。

んで、数年後、十数年後、魚が全く見れなくなってから、誰のせいだってはじめても
後の祭り。

ってわけ。


というわけで、温暖化対策って一言にして言ってもブラックボックスなところが多いもの
だし、半端にやっても帰ってことを悪くする。

どうせなら、ガソリン税の30%をバイオ燃料開発費に注ぐ、農業減反から一転、米麦を作り
まくって国内エネルギー生産力を高める、
なんてくらいの抜本的なことしないと。
バイオ燃料が果たしていいのかって話もあるが、現状でアメリカ主導なわけだから
将来的にいわゆるグローバルスタンダードになってしまう可能性はおおありでしょう。
そこまで踏み込めないでしょ、今の政治じゃね。


関連して、だが話がずれるけど、昨日、筑波山登ってきたの。
社があるほうじゃなくって裏の民家があるほうから。

したらね、去年も行ったんだけど、まったく様変わりしてんの。
水害対策だって、県が川の護岸工事してんだけどね。
ちなみに工事期日の表記をみると「4月30日」になってるから、今日でちょうど工事は終わりな
なはず。
だけど、実際みてみるとどう考えても中途半端な状態で、雑木林を伐採して、土がむき出しに
なってんだけど、コンクリート護岸されてるのは川の片側だけ。
しかもその片側さえもところどころ歯抜け。

なんだ?まだ工事終わってないんじゃん。


て、思ったら、現場が裏庭になってる家のおっちゃんが出てきてね、ボクにしゃべってくれたの。
その話によると、工事は確かに今日で終わりらしく、どうやら金が尽きたからこれで終わりらしい。

し、信じられない…


以前は雑木林があって、その根で土がくずれなかったわけで。
その雑木林を根こそぎ伐採して、ろくに護岸せずに終わりですよ。

意味あるの?

ってかむしろ危険じゃねーかと。

どう考えても、雨がふったら裸地の土が崩れて川が埋まってしまう状態なのよ。
幼稚園児でも分かるぞという。


あれはマジ、ありえんね。
税金使って住民をより危険な目にさらすというウルトラ技。


で、もちろんあんな状態で、河川の生き物なんて生きてられないわけで。
そのうちユスリカくらいしかいない川なっちゃうんだろね。